今回は、充電式の電動草刈り機の組み立て方や、その使用方法などを解説していきます。
なので、同じ様に雑草問題に悩んでいる人や、どのタイプの草刈り機を選ぶか迷っている人は参考にしてみて下さい。
充電式の電動草刈り機
今回購入したのは、近所のホームセンターに置いてあったRYOBIのBK-1800と言う電動草刈り機でした。
電動式の中でもコード式ではなく、バッテリーによる充電式を選定しました。
上の写真は開梱時に入っている物の内容です。最初からバッテリーの充電器とバッテリー本体が1つ付属しています。
期間限定の替刃付き
そして上の写真には、今なら期間限定で替刃も付いているのでお得!みたいなラベルが貼ってありました。
ホームセンターの時点では、ラベルが貼ってある事には気付かず購入したので、これはチョットお得でしたわ。
上の写真の物が、同梱されていた替刃です。
後述しますが、替刃とバッテリーを複数持つ事は電動草刈り機を使用するにあたり、かなり重要です。
まずはバッテリーの充電
上の2枚の写真は、バッテリーを充電している様子ですね。
ランプが赤→緑になれば充電完了な訳ですが、フル充電するのに約30分程かかるので、まずは充電器をコンセントに差しバッテリーを充電、その間に草刈り機を組み立てると時間的に効率が良いと思います。
電動草刈り機の組み立て
まずは草刈り機の取っ手を取り付けます。使用する人の体型や身長に合わせて、角度の微調整が可能となっています。
次に、作業する人に小石や細かい木の枝などが飛ばない様にする為の、ガード部分を取り付けていきます。
また、作業時に装着する保護ゴーグルも付属しているので、安全に作業をする事が出来ます。
上の3枚の写真は、草刈り機本体に収納されている工具類になります。
最初の写真の様にRYOBIのロゴのすぐ下側に六角レンチと固定ピンが収納されており、これら2つで肝心要の刃を取り付けていきます。
上の写真の様に固定ピンを挿し、六角レンチで刃を固定する部分をまずは緩めていきます。
上の写真は、刃を取り付けた写真です。
刃が一直線に写り分かりづらいですが、刃に書いてあるRYOBIのロゴや型式などが、作業時に人の目に映る向きに(つまり上向き、写真だと黄色い部分の方)取り付けます。
また、上の2つの写真では付属しているあんぜんロータと言う部品と、それにセットするナイロンコードを取り付けています。
この部品は壁際などの草を刈る際、刃が壁面に接触する事で起きる事故や刃の破損などを、刃よりも先にナイロンコードが壁面に触れる事で、体感的に防ぐ役割があります。
取り付けない事も可能ですが、電動草刈り機での作業に慣れない内は、安全の為にあんぜんロータ及びナイロンコードを取り付けて作業する事をお勧めします。
電動草刈り機の組み立ての最後としては、作業時に肩にかけるショルダーを、上の写真の様に取っ手近くの部分にフックで取り付ければ、組み立て完成です。
早速、草刈り
電動草刈り機の組み立て完成と同時に、バッテリーの充電も完了したので、早速草刈りしてみました。
最初の使用感
結論を言いますと、電動草刈り機…購入して本当に良かったですね。
上の4枚の写真では、それぞれ2ヶ所のスペースの草を刈ってみましたが、体感的に一瞬で終わってしまう感覚でした。
時間的にみても上記作業が鎌などによる手作業で10分かかるとしたら、電動草刈り機だと2、3分位でしょうか。
電動草刈り機の操作が初めてであった、この私が行ってもです。
充電式電動草刈り機のメリット・デメリット
ここで、充電式の電動草刈り機を購入、使用してみて感じたメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
○作業効率が良い
過去に手作業で行っていた草刈りは、1日10時間位(対象の面積約100坪を早朝6時~夕方6時で休みながら)だったが、2時間程に短縮出来る。
○騒音が無い
エンジン式の草刈り機と比較すると、騒音はほぼ無い。付近に住宅などがある場合には、特に重宝する。
○電源が無い場所でも使える
自宅等で充電していけば、電源が無い場所でも作業する事が可能。
バッテリー1つあたりで可能な作業時間内に制限されてしまうが、充電式の最大のメリットと言える。
○熱中症予防になる
基本的に雑草が繁茂する時期≒夏期なので、そこでの作業時間の大幅な短縮は、熱中症対策を施しているのとほぼ同義でかなり重要なポイント。
熱中症対策の記事はこちら。旅行土産のベトナム笠で熱中症対策
デメリット
○コストがかかる
草刈り鎌が¥1.000前後なのに対して、電動草刈り機は¥20.000~(充電器、バッテリー等含む)と、初期費用はそれなりにかかる。
○予備のバッテリーが必要
バッテリー1つで、電動草刈り機を約20~30分連続使用出来る。
そしてバッテリー切れの状態から、充電がフルに貯まるまでに30分位かかるので、時間効率を求める場合は、バッテリーを複数用意する事がほぼ必須となってくる。
○刈るのに細心の注意が必要
隣地との壁際やフェンス際等、また砂利の部分に生えた雑草を刈るにあたって、隣地の物を傷付けてしまったり、小石の飛散などによる事故や怪我が発生する可能性がある。
また、私を例にすれば栽培している金柑などの、メインの果樹の幹を傷付け兼ねない。
と言う様な事を実際に感じましたので、参考にしてみて下さい。
補足事項
以上の点を踏まえて、私は替えのバッテリーを1つネットで追加購入したのと、冒頭でお伝えした様に替刃が付属していなければ、こちらも予備で購入していたと思います。
バッテリーが1つだけだと、充電による30分毎の中断は、購入した意味が半減してしまうし、替刃も無いと作業そのものが継続出来なくなってしまうからです。
要はコストを払って時間を買っているのと同じなので、時短できなければ意味が無いのと一緒ですからね。
そして細心の注意と言う意味では、上の写真の様に予め鎌で金柑の幹周辺だけは刈っておけば、誤って幹を傷付ける事を防げるのかなと思います。
金柑の苗木以外の雑草は、アッと言う間に刈る事が出来ました。
私の場合、刈った雑草もそのまま放置で土に還す事が出来るので、それもメリットの1つですね。
ワイスト
そして、ちょっと前に植えたワイルドストロベリーも細心の注意を払って管理すれば、やがて一面ワイストのグランドカバーになるのかなと思います。
気になるワイルドストロベリーの記事はこちら。ワイルドストロベリーをグランドカバーにしてみた
雑草問題の克服
正直言って、真夏の酷暑の中行う草刈りがかなり億劫になっていたのですが、電動草刈り機を導入した事により、時間的にも体力的にも凄く楽になりましたね。
それによって雑草の繁茂が原因で隣人に迷惑をかける事も無くなり、出来た時間で電気工事はじめ色々な事を更に進める事が出来ます。
また、週末に家族の為に使う時間にもなるのかなと思います。
そしてまずは、雑草を刈って管理し易くなった金柑の栽培を引き続き頑張りたいと思います。
ワンポイントアドバイス
家庭菜園を長く続けるコツは、いかに重労働となる作業を楽にするかなので、草刈り機や耕運機、噴霧器などは余裕があれば導入していきましょう。
道具は力、時間は宝。
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