どうも、今回は秋に植えるジャガイモ、通称秋ジャガの植え付けポイントなどを解説していきたいと思います。
私の様に、家庭菜園の初級者の方々や、秋ジャガの栽培にご興味をお持ちの方々にとって、何かしらのお役に立てれば幸いです。
今回、種芋を植え付けしたのは、朝晩の気温が大分涼しく感じられる様になった9月上旬でした。
また、春先のジャガイモ栽培では一定の収穫量があったので、今回は10kgの種芋を購入し、栽培区画の1つを丸々使って栽培を試みました。
電気式耕運機による耕運
とりあえず、まずは耕運機による作業ですね。
今年はトマトやナス等の夏野菜を早めに切り上げ、牛ふん堆肥や貝石灰等を施し、秋の栽培に向けて地道に準備してきました。
そのおかげで、土質の方も若干ではありますが、それなりに畑の土質に近付いてきたんじゃなかろうかと思う今日この頃です。
作業は順調に進み、畝立てまでの作業完了です。
秋ジャガの種芋に選んだ品種
今回セレクトした種芋は、デジマと言う品種です。
そして、ここで秋ジャガに関するポイントとメリット・デメリットをいくつか挙げてみますので、参考にしてみて下さい。
秋ジャガのポイント
○植え付け時期 8月下旬~9月上旬(神奈川県等の中間地の場合)
○収穫期 11月下旬~12月上旬(地域は同上)
○芽欠き、土寄せ、施肥等基本的な事は春植えと同様だが、株間は若干狭くても良い。(25cm程度でも可)
○地上部が枯れ、各地域の霜が降りる前に収穫する。
○種芋は切らない、またその様なサイズのものをチョイスするのがベター。
秋ジャガのメリット
○収穫時期が冬に差し掛かるので、低温による貯蔵性に優れる。
○低温貯蔵する事により、でんぷん質が糖に変わり甘味が強くなる。
秋ジャガのデメリット
○ジャガイモの休眠期間と言う問題の為、栽培に選べる品種が少ない。
○上記の問題に準ずるが、寒冷地では栽培出来ない場合がある。
私が今回、種苗店のオジサンに薦められたデジマと言う品種は育て易く、多収穫で、美味と言う3拍子が揃った品種なのでオススメですね。
箱買いがお得
しかし、今回初めて10kgの種芋を植え付けてみたのですが、割と小さく見えた段ボールの中には、およそ200個弱の種芋が入っていた事が判明致しました。
まぁ、まとめ買いした方が断然お得なのは、種苗の世界も同じと言う事ですね。
日々、自然との闘い
秋ジャガの種芋を植え付けて数日後、台風が関東に最接近する様な気象状況でした…。
上の写真も、普段の天気ではあまり見かけない空模様でしたね。
晴天と雨天(お天気雨)が入り混じるところに、大気の不安定さがでていましたわ…。
また、野菜の栽培一つにしてみても、何か目標を立てゴールに進むにあたっては、必ず何らかの壁が立ちはだかり、幾つもの難関をくぐり抜けて行かなければならないのかも知れないね。
ワンポイントアドバイス
目標を成せば、過程も活きてくる。成さずとも、そのうち過程は活きてくる。
家庭菜園に関連する記事はこちら。春先の収穫物と電動式耕運機の使用感解説
とりあえず、色々な資材が飛散しない様にネットを張って対策です。
何だかんだで、ジャガイモは育て易いので、オススメですよ!
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