春先の収穫物と電動式耕運機の使用感解説

家庭菜園

 どうも、今回は春先に収穫が可能な野菜のうち、そら豆とジャガイモ、リーフレタスについての所感と、生まれて初めて土を耕すにあたって、私が選定した耕運機について書いていきます。

 同じ様に家庭菜園などを始めようと思っている人や、既に始めていて小型の耕運機が必要かも、と思っている人にとって、何かしらのお役に立てれば幸いです。

 

 

空に向かって生える豆

 まずはそら豆ですね。

 暑さも大分おさまった10、11月くらいに豆を植え、一冬通り越して翌年の5、6月に収穫となります。…野菜初心者からすると、かなりの長丁場な気もしますが。

 

 

 上の写真の様に、花が咲いた後に出来るそら豆は、全てさやが上(空)に向かって育ちます。

 それが、そら豆と呼ばれる所以です…私も育ててみて、なるほど!と思いました。

 

 

 そして、育つ過程で徐々に色つやがでてきます。

 

 

 更に育ってくると、段々と地面に向かって垂れ下がってきて、上の写真の様に真ん中にある線が黒く色付いてきたら、収穫時ですね。

 この写真なんかは、よくスーパーや八百屋で売っているものに近いんじゃないかと思う。

 

 

 初めてのそら豆収穫量としては、市販の種1袋(およそ20個入り)から120~150本のそら豆が収穫できました。

 しかし、まともに3個豆ができているものは少なく、2個や1個のものもかなりあった為、栽培途中の剪定や施肥が重要だと感じました。

 

 そら豆

 種蒔き時期:10~11月中旬

 発芽率:20個中15個 75%

 収穫時期:5月中旬~6月

 幼苗期のアブラムシ対策だけ気を付ければ、時期的にも冬の厳寒期を過ごして育成するので育てやすいと思った。

 しかし栽培期間がおよそ6ヶ月強かかる事と、旬な時期と言うのが極めて短いのだが、うちの家族ウケは良く毎年作ろうかと思っている。

 

 

 

決して裏切らない野菜

 次はジャガイモです。

 今回は育て易く、味も良いと言うキタアカリと言う品種を植えました。

 そして実際に育ててみて、ジャガイモは裏切らない、と言う事が凄くよく分った様な気がしましたわ。

 極端な話し、種芋を植えてから収穫までずっと放置していても、それなりに収穫できるんじゃないかって言うくらい育て易いと感じました。

 

 

 ただし、何もしなくても育て易いジャガイモですが、栽培途中でやった方が好ましいポイントは2つ。

 1つ目のポイントは、種芋を植え付けた後、発芽し出てくる芽を芽欠きと言う作業で間引き2、3本の芽で育てると収穫時にサイズの大きいものが収穫できます。

 もう1つのポイントは、栽培途中での土寄せです。

 ジャガイモの茎や葉が育ってくると、それと共に地中で育ったジャガイモが土から露出して太陽光を浴びる事になります。

 するとジャガイモが薄い緑色に変色するのですが、毒素を含む様になり食べると頭痛や吐き気、腹痛などの症状が出る場合があるので、それを防ぐ為に土をかぶせる事が重要になります。

 

 そして、上の写真の様に地上部の葉や茎が枯れた頃が、収穫時期ですね。

 

 

 収穫後のジャガイモの様子です。種芋さん、お疲れ様でした。

 

 

土の重要性

 上の2枚の写真はそれぞれ借りている畑(農地)と、購入した土地(雑種地)から収穫したジャガイモです。

 その収穫量の差はおよそ4倍…これは土壌改良の必要性と言うものを如実に感じた瞬間でしたね。

 

 ジャガイモ

 植え付け時期:3月中旬

 発芽率:100%

 収穫時期:6月くらい

 上記で挙げた栽培ポイントのうち、土寄せは最重要かなと感じました。

 芽欠きをしない事によるジャガイモのサイズダウンは、小さいジャガイモの素揚げなどの用途がある為、一概に言えないからですね。

 

 

 

結球しないレタスもオススメ

 今回は結球しない(葉が丸まらない)リーフレタスを栽培したのですが、結球させるのはなかなか難易度が高い為、初心者にはこちらがオススメだと感じました。

 

 

 リーフレタスを勧めるもう1つの理由は、長い期間食用できる事です。

 例えば、ご自宅のちょっとした庭スペースで栽培すれば、容易に収穫でき、上の写真の様に根っこごと抜かなければ、後からまた葉が生えてくるからですね。

 

 リーフレタス

 種蒔き時期:真夏と厳寒期以外

 発芽率:50%(改善の余地あり)

 収穫時期:2~3ヵ月後

 ジャガイモ同様、葉を食害する虫が少ないので、全体を通して栽培し易いです。

 

 

 

電動式耕運機

 そして最後に、私が選定し購入した電動式耕運機について、その使用感をお伝えします。

 一口に耕運機と言っても、エンジン式やバッテリー式など、他にも色々なタイプの物があるので、ご自分の状況と好みとで選んでみて下さいね。

 

 

電動式耕運機のポイント

 上の2つの写真が、運送されてきた耕運機です。…かなりデカい段ボールでした。

 しかし、その段ボールを開梱し、電源コードを接続すればすぐに使える、と言うくらい準備は簡単でした。(電源コードは20m付属していました)

 

 そして、以下にその選んだポイントを挙げると、

騒音がほとんど無い → 付近に住居がある為

管理が楽 → エンジン式の様に燃料の劣化と言うものが無い。

自身が電気工事業者の為、送電申請が行えた。

 と言う様な理由で、電動式の耕運機を選びました。

 

 

人生初の耕運作業

 上の写真は、人生で初めての耕運作業の様子です。

 ハッキリ言って、ある程度の広さの土地を耕運するのなら、いずれかの耕運機はあった方が望ましいと感じた次第です。

 その人の、その時の熱量にもよりますが、人力でご自宅のリビング程度の広さの土地を耕すにしても、かなりの労力だと思います。

 それが真夏の炎天下だとしたら、尚更かも知れません。

 

 

土作りの重要性

 電動式耕運機のおかげで、耕運作業はスムーズに完了しました。

 そして耕運後、牛ふん堆肥、貝石灰、化成肥料を程よくばら撒き、再度耕運しました。

 前述したジャガイモの様に、元々畑(農地)だった土地と購入した雑種地との、土の養分の違いをまざまざと感じたので、これからコツコツと土を肥沃にしていきたいと思う今日この頃です。

 また、オプションの培土器と呼ばれる物を耕運機の後ろに装着すると、上の写真の様に畝立ても簡単にする事ができました。(この行いも人生初でした)

 

 

 とりあえず形や大きさが不揃いでも、自分で育てて収穫した野菜を最初に食した時の感動は、この先も忘れる事は無いと思います。

 

ワンポイントアドバイス

 家庭菜園において耕運作業は相当な労力を要するので、その状況に見合った耕運機を用意しておく事がベターかも知れない。

 

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 こんな時代だから、自給自足できる事は大事だよ。

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