前回までのあらすじ
前回の記事で所有する土地の傾斜部に段々状の花壇を製作したのですが、その製作理由の1つにグランドカバーの栽培と言うものがありました。
前回の記事はこちら。土地の境界線にDIYで段々状の花壇を作ってみた
そして、私がグランドカバーに選定した植物とは…ズバリワイルドストロベリーの事だったんですよね。
グランドカバーとは
そもそも、グランドカバーとは何ぞや?と思われる方に説明しますと、造園やガーデニングにおいて地表を覆う為に植栽される植物の事です。
そしてその主な使用目的を挙げると、
○造園、ガーデニングにおいて、メインの植物に対する装飾、地表を隠す。
○雑草が繁茂するのを予防する。
○降雨による土壌流出の抑制。
と言う様な事が言える、言わば脇役的な存在だったりする訳なんですよね。
ワイルドストロベリーについて
次にワイルドストロベリーとは、常緑多年草のハーブの一種で、食用にされているオランダイチゴ(俗に言うイチゴ)を小さくした様な見た目の植物です。
そして私もグランドカバーとして選んだその特徴とは、
○とにかく丈夫で育て易く、繁殖力が強い俗に言う爆殖植物の1つです。
○実が食べられ、葉を乾燥させればハーブティーにも活用できる。
○草丈はおよそ10cm~20cm。
○時に増え過ぎるが、根が浅く容易に引き抜ける為管理が楽。
○略してワイスト。
と言う感じで、果物好きな私にとっては一石何鳥にもなる頼もしい存在として植える事にしました。
また、上記の様な特徴を活かして辺り一面に広がってくれれば、私のイメージする理想的な環境になるのかなと考えているのですが、果たしてどんなものか…。
とりあえずは1株や2株ではなく、40株をネットで購入し段々状の花壇や土地の中に均等に植えてみました。
雑草問題
……だがしかしですね、上の写真が花壇を製作した日の様子で…。
そこから一月足らずで上の写真の様に各種雑草が繁茂してしまいまして、流石のワイルドストロベリーも大丈夫だろうか?と心配になり、様子を見てみました。
植物の局地戦
段々状の花壇や土地の至る所で、ワイルドストロベリーと各種雑草が激しい局地戦を繰り広げていました。
上の写真3枚は花壇の様子ですが、雑草の名前が分かるものだけでもスギナ、ドクダミ、笹、ヤブカラシなど屈強な雑草に対してランナーを懸命に出し応戦していました。
また、土地のある所によっては根付けずにワイルドストロベリーの姿が既に無かったり、雑草に隠れていて私がモロに踏んでしまったりもしました…。
今後の管理方法など
とりあえずの対策としては…もう地道に草刈りをするしかない、と言う様な状況です。
かなりの手間がかかると思うので、一瞬、電動の草刈り機を購入して管理しようかとも思いましたが、それだとワイルドストロベリーもろとも刈ってしまう危険性が大なので上の写真の様に草刈り鎌で丁寧に管理する事にしました。
…もしかしたら電動の草刈り機に頼ってしまうかもしれなけど、理想はワイストが一面に茂ってくれている環境です。
草を刈っていたら、ワイストいましたね。割と元気にランナーを出して増えている所もありました。
根付いてある程度増えるまでは私が草刈りで補助しつつ、その持前の繁殖力に期待する事にしましょう。
多分、北海道に野生化し自生しているくらいなので、草刈りを続ける→秋口から初冬にかけて他の雑草が減る→このタイミングで追加の40株を投入。
これでワイストがイイ感じになると思うので、それまでは地道に草刈りを頑張ってみます。
ワンポイントアドバイス
自宅の庭で家庭菜園をやったり、とにかく土地を管理すると言う事は雑草問題と向き合う事だと認識すべし。
それにしても…雑草おそるべし、ですわ。
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