どうも。今回はスローライフに憧れて、妻の故郷でもある信州・長野県は天龍村と言う所まで、実際に物件を見に行った時のお話しです。
同じ様に、この1度きりの人生で楽しく、自由気ままに、自分の力で、後悔する事なくスローライフをしてみたいと言う方々にとって、何らかのお役に立てれば幸いです。
1冊の本との出会い
事の発端は、ある時フラっと入った本屋で、1冊の本を読んだ事がきっかけだったんですよね。
田舎暮らしと言う、私は知らなかったのですが月刊誌として発行されている雑誌ですね。
タイトルからして、今までそれなりに働いてきて、これからは都会を離れてスローライフを送ろうとするご年配の方々や、まだまだ働き盛りの世帯主がいる家族層を地方に呼び、地域の活性化を図ると言う様な意図は何となく想像できた。
しかし、その様な事だけでは私の心がグラつく事は通常無いのだが、私が手に取った号に限って妻の故郷である信州・長野県の格安物件特集が組まれていたのである…。
そして様々な物件情報を見て、正直グラついた。
私が気になった物件の情報
その中でも私が注目した1つの物件は、長野県でも最南端に近い天龍村と言う所にあった。以下、箇条書きにて物件情報を書きます。
○ 間取りは平屋で8K(気にならなければ、補修要らず)
○ 敷地内には畑、大きめの納屋、魚を生かしておくいけす等がある
○ 上記の他にも田んぼ、畑、更には山の斜面の一部が付いてくる
○ 長野県の最南端に近いので、気候も比較的温暖(一般的な長野県と比べると)
○ 物件の権利は所有権
これ等の条件で、価格は伏せておくが本当に驚きの価格だったんですよね…。
当時の私の心理状態
また上記の他にも、その時の私の心理状態として
○ 心の何処かで今の生活から抜け出したいと感じていた
○ 元来、自然や田舎などは好きなのでスローライフに憧れていた
○ 将来に対する漠然とした不安を感じていた
○ とりあえず、場所は遠いけど妻の故郷である同じ長野県
と言う様なものがあったのかも知れません。
実際に見に行ってきた
そして、それから半月程で、その物件を見に行ってきました。
長野県・天龍村と言う所は、言うなれば山あいの秘境の様な表現がピッタリくるかも知れません。
上の写真で流れている川が、よく聞く天竜川ですね。
奥に位置するのが8Kの住居で、左が納屋ですね。
残念ながら内部の写真は無いのですが、そもそも物件は住所の記載は無く、いわゆる過疎地域の振興の意味合いからか、村役場の職員の方同伴で外観のみ見せてもらえる、と言うものでした。
上の写真が、いけすですね。
これは多分恐らく、天竜川で釣ってきた魚を生かしておく場所になるんだと思われます。
このいけすも、個人的にはポイントが高かったですね。
敷地の奥にあるスペース。
とにかく、私の場合の神奈川県~長野県に限らず、都心部と地方の家や土地の価格、価値観の差と言うものには相当な開きがあるんだろうな、と感じた出来事でしたね。
どっちがいい悪いと言う問題では、当然ないのですが。
そして、ここで結論を言うと、長野県への移住はこの日か翌日には断念していました。
移住を断念した理由
一番大きな理由は、やはり家族の猛反対でした…中でも転校を嫌がる子供の声は大きかったですね。(因みに、天龍村は小中併せて子供が20人程)
また、およそ2週間は相当ウキウキしていたが、実際に現地に赴き物件を見たり村内を歩き、役場の職員の方の話しを聞く等して私自身の心が冷静になったと言うのもあったと思います。
確かに話が早急過ぎた。
移住計画の断念~からの着地点
しかし、一応は自分でも納得して神奈川に帰って来てからと言うもの、やはりまだ何か悶々とした気持ちを抱えながら生活していた訳なんですよね。
そして、そこで辿り着いたのが野菜と果物を育てる、と言う事だったんですよね。
土地を用意する件では妻と一悶着あったものの、家族の意向を尊重し、かつ自分も既に築いている環境で仕事をこなしながら、納得できる範囲でスローライフ的な事をする。
見事にバランスが取れている訳なんですよね(多分、私の中でだけだけど…)。
今回の件で学んだ事
そして、今回のお話で重要だと感じる事は、
○ 思い立ってからすぐに行動に移した
○ 一度でも天龍村に行った事で、気持ち的な後悔は無い
○ 移住こそしなかったが、また新たな事に挑戦しだした
○ 結果的に長野県への温泉旅行みたいになったが、良い思い出になった
と言う事になります。
とりあえず、人生の中で1回くらいは何処かへの移住計画を立ててみるのも、いいかも知れませんね。
ワンポイントアドバイス
移住計画を立てる時は、一人で勝手に進めずに家族と相談する様にして、実際に現地に行ってみましょう。
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色々と大変な事もあるけど、野菜と果物作り頑張ります。
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