私は今現在、電気工事業を営んでいるのですが、以前はパソコンやプリンター関係の仕事で会社勤めしていた時期がありました。
業務内容としては、故障した製品を電話応対から始めて出張修理したり、新規でパソコンやプリンター等を設置し設定したりしていました。
今回はその時に体験した出来事について書きたいと思います。
妙に空きが多いビル
その当時の私の勤め先は、神奈川県平塚市でした。
駅の北口のとあるビルに事務所がありまして、日々パソコン等のメンテナンスに追われて過ごしていました。
そんなある日、同じ駅北口の国道1号線沿いにあるビルで、パソコンの新規設置・設定作業の依頼があり、私が行く事になったんですよね。
立地的に、我々の事務所の入ったビルのはす向かいに位置するそのビルは、確か10階位の階数はあったと思います。
しかし、10階あるフロアのうち入居しているのは5階のエレベーターのメンテナンス会社のみで、あとは俗に言うテナント募集中の状態でした。
事務所の移転理由
そのビルに空きフロアが多い理由と言うのが、
○普段ビル内で仕事をしていると、窓の外で何かが落ちるのが視界の端に入るが、窓を開け下を覗いても何も無い。(複数人が体験)
○1階のコンビニの撤退理由は、本を立ち読みしているとガラスに映っている、横に立っていない人が…。
○そして何を隠そう、私が入社する前に会社の事務所もその同じビルの7階か8階に入っていて、上記理由も含め不可解な体験が後を絶たなかった為に今のビルに移ったと言うじゃありませんか…。
と言う事で、他にも色々な不可解な出来事があったそうです。
そんな嫌な前置きがあったのと、事務所移転までして心霊現象が公認だったので、複数人での作業をかなり要望したのですが、結局私1人で現場に向かいました…。
当たり前の事ですが、仕事に怖いは通用しない事が多い…これは鉄則です。
しかし、俗に言ういわく付きの建築現場で、予期せぬ事故や現場での精神疾患が多発して、正式にお祓い等を行う場合がありますが、これは何をかを言わんやですよね…。
そして私が現場に着くなり、そのお客様も同じメンテナンス業だったので、私1人を残して全員出動してしまいました…。
要するに、そのビル内に私1人の状態です……。
心霊vs科学
ここで、この記事の様に怖い話等を書いてはおりますが、私個人としては正直…心霊の類は半信半疑です。
以下、その理由として
○個人の体験談やテレビ番組、映画にしても複数人で同じ幽霊を見たと言う事例をほとんど聞かない。
薬物の禁断症状の様に、脳がその人だけに様々な幻覚を見せるのと同様、その場に1人と言う極度の恐怖から幽霊がいると錯覚しているのではないか?
○物理的攻撃はともかく、間接的攻撃をしてこない。
幽霊と言うものが生前の思念、特に恨みつらみ等の感情がその原動力ならば、例えば日本国内における年間の殺人事件数の何割かで不審死等の報告、不可解なニュースがもっとあってもいいのでは?(要は霊による報復)
と言う様な根拠で、私は心霊現象については半信半疑な考えです。
鉄筋コンクリートの建物でラップ音
話を戻しまして、上記にて心霊に対する私の個人的な考えを述べた上でだと記事として矛盾してしまうのですが、現場に入るなり俗に言うラップ音は本当に頻繁に鳴ったんですよね…。
具体的には、天井付近でパンッとかパチッと言う様な音が不意に鳴る感じでした。
また、その様な時に限って物事は上手くいかず、パソコンの初期設定や業務用ソフトのダウンロード作業が滞り、時刻も夕方から夜に差し掛かろうとしていた時でした。
不意に天井の方から、かなり低い男性の声で「だ れ だ? お ま え は。」と確かに聞こえたんですよね……。
それまでの恐怖心や焦燥感も確実にあったと思いますし、私の根拠の内の1つである錯覚(幻聴)だとも言えます。
しかし、精神的にかなり限界に達していたので事務所に電話し訳を説明すると、待機していた先輩が飛ぶ様に駆け付けてくれました。
今までいわく付き現場に行かなくてはならない私の事を、半分茶化していた先輩が…ですよ。
この事も、何をかを言わんやだと今でも思っています。
その後、2人になって何とか業務を終えた頃、帰ってこられたお客様も交えてその手の話しにもなったのですが、不可解な事には慣れたそうです…。
ワンポイントアドバイス
仕事の時に怖い感じになったら、待った無しなので、覚悟を決める事。
怪談に関連する記事はこちら。実体験怪談シリーズ 間違い
今でも年に何回かはそのビルの前を車で通りますが、相変わらずテナント募集中です。
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