どうも、今回は新築にして超狭小住宅になってしまった私の自宅に、憧れの書斎を作った時の話を書いていこうと思います。
なので、私と同じ様に事務作業などを行う書斎が無い、または狭小住宅にありがちな収納スペースの不足でお悩みの方々にとって、何かしらのお役に立てれば幸いです。
完成写真
…いきなり完成の写真からになりますが、ここは元々、全面的に白い壁なだけでした。
以下、階段下に書斎を作るに至った経緯など含めて解説していきます。
そもそもの経緯
まず、そもそも何故ゆえに我が家が狭小住宅になってしまったかと言いますと、
○購入した土地自体が狭かった → 地所で２１坪、１２坪の総２階建て
○敷地内にビルトイン駐車場の確保 → 駐車場に意外と面積を取られる事になった
○キッチンを対面式にした → 壁面のキッチンに比べ３倍くらいのスペースが必要
○無理矢理４ＬＤＫの間取りにした → 夫婦と子供３人に１部屋ずつ用意した
などの様々な理由が挙げられます。
そして、新築にしてリビングが４畳半と言う、驚きの狭小住宅になってしまいました…。
…まぁ、新築の間取りを設計している段階では、建物の全体のイメージを想像すると言う事は難しかったんですよね。
住めば都とは言うものの
実際に住み始めてみると、人間とは不思議なもので何だかんだ普段生活している分には、狭いリビングにも慣れてしまいます。
しかし、子供達が幼稚園に入園したりすると、俗に言うママ友などの対外的な人間関係が発生する様にもなり、その様な時は狭小住宅はかなり都合が悪かった様です。
結果として、築３年目にしてキッチン周りのリフォームに踏み切り、今ではお互いのパパも含めた３家族くらいなら食事会も出来る様にはなりました。相変わらず狭いのには変わりないけど…。
書斎の重要性
上記により、何とかリビングの狭さ問題は解決したものの、リフォーム時に書斎まで用意する余裕は、意識的にも予算的にもありませんでした。
子供が小さいうちは、空いている部屋で事務作業などを行えるのですが、数年もすれば子供も成長し、各自部屋を持ちたいと思います。
また、事務作業を食卓のテーブルで行う事も可能ではありますが、やはり見積書や請求書の作成などは、落ち着いて行いたいものです。
その様な流れから、家の何処かに書斎スペースを設けると言う事を真剣に考え始めました。
三日三晩考えた末
そしてその答えは、階段下のスペースに書斎を新しく作る…でした。
実は、自宅の新築工事において電気工事を行なったのは私自身なので、階段下がデッドスペース（使われていない空間）になっている事は知っていたんですよね。
また、どの家でも階段下と言うのはトイレか物置に利用されている事が多いと思われるので、そう言った場所であればパソコン等に向かって座る事がほとんどな書斎でも全然ＯＫだろう、と言う発想でした。
書斎の製作手順を解説
以下、書斎の製作手順です。実際の作業日数は１日でした。
○書斎入り口を作る → 壁を人が十分に入れる位に長方形に切り込み、木枠を取り付ける。
○電気工事を行なう → 壁に板を張る前に照明、スイッチ、コンセント、ＬＡＮケーブル等の電気工事を済ませる。
○周囲にベニヤ板を張る → 壁を切り抜く事で現れた空間は、柱等がむき出しの為、周囲にベニヤ板等を張っていきます。
○フロアカーペットを貼る → 最後に床にフロアカーペットを敷いて完成です。
映画からのインスピレーション
一応、大人１人位は寝れるくらいのスペースを確保する事が出来ました。
そして、この階段下の書斎を作るにあたって多大なインスピレーションを与えてくれたのが、あの有名な映画ハリーポッターでした。
…とは言いつつ物凄くファンって訳ではないので、何作発表されてて、何作目のどこそこが感動する、とかは全く分からないんですけども。
しかし、そんな私が唯一記憶に残っている場面が、記念すべきシリーズ１作目にあたる賢者の石のワンシーンだったんですよね。
確か、両親を亡くしたハリーは心無い親類の家に居候していて、そんなハリーが居た場所こそが階段下のスペースだった様な気がします。
そして、今ではそんなハリー気分を味わいつつ、落ち着いて見積書や請求書の作成を行い、また今もこうして書いているブログ記事作成と、多岐に渡る事務仕事その他を行う事が出来ています。
ハリーありがとう。
ワンポイントアドバイス
人の思想や行動にまで影響する漫画や映画、音楽や書籍など、そう言ったものを大切にしよう。
ＤＩＹに関連する記事はこちら。ＤＩＹで作業小屋を大型物置に建て替えてみた
ステンドグラス照明で雰囲気良くして、映画でも観ましょうかね。
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