今回は有井電気の置き場に、様々な資材を保管しておく為の棚を製作した時の事について書いていきます。
なので同じ様に、置き場やご自宅の庭などに資材を保管する為の棚を作りたいとお考えの人にとって、何らかのお役に立てれば幸いです。
雨ざらしだった資材や道具
上の写真の通り、電気工事で使う資材置き場は用意したものの、土地を使いだした当初は資材や脚立などの道具を保管する場所までは用意できずにいました。
また、お隣の方も建設業を営んでいて、立派な保管スペースを単管パイプと波板とで作っていたので、見習ってDIYする事にしました。
まずは材料調達
製作する棚のイメージを最初は大雑把に想定し、そこから使用する単管パイプと付属品の調達を行いました。
この手のDIYは作業が1日以上かかる場合が多いので、その作業段階に応じて材料を調達していくのも良いかも知れません。
その方が材料のロスが少なくて、良いかも知れませんね。
各種付属品
上の材料はボンジョイントと呼ばれる、単管パイプ同士をストレートにつなぐ為の物ですね。
上の材料はクランプと呼ばれる物で、単管パイプ同士を90度固定で連結させる直交タイプと、角度をつけて連結できる自在タイプがあります。(写真は自在タイプ)
特に自在タイプのクランプは屋根部分に用いる木材及び波板に、雨水が流れる様に勾配をつける目的で購入しました。(勾配をつける=角度をつける)
単管パイプを地面に打ち込む
まずは上の写真の様に、1メートルの単管パイプに打ち込み用のカバー部材を被せて、地面に半分の50cmほど打ち込んでいきます。
この時、打ち込まれていく単管パイプの前後左右の水平状態を、水平器を使用して確認しながら打ち込んでいきます。
棚を形成する上でメインとなる単管パイプをそれぞれ打ち込んでいき、上の写真の様に隣り合ったパイプ同士の高さが同じになる様に、水平器を用いて調整していきます。
実際には地面が水平ではなく、かなりデコボコしているので、単管パイプの高さは目視で見極め、土地の境界線ライン沿いに建てているお隣さんの単管パイプからの距離を元に、パイプを建てる位置を決めました。
パイプを連結させる
上の写真の様にボンジョイントを各パイプに差し込み、パイプを縦に伸ばす為の段取りが整いました。
更に材料を調達する
今回のDIY作業は仕事の合間で行った為、材料も数回に分けて調達しました。
かなり綿密な計画を立てたとしても、現場では常に様々な事が起こったり問題が発生したりするものなので、材料はその都度用意しました。(1日で完了したい場合は別ですね)
縦方向に連結したパイプに対して、クランプを用いて棚の土台となる様に1メートルのパイプを組み合わせていきます。
波板の為の下地取り付け
上の写真の様な方法で単管パイプに木材を取り付け、更に木材に波板を取り付けて資材や道具を雨風にあたらない様にしていきます。
木材を取り付ける為の材料は配管用の鉄サドルで、サイズは40が適合します。
単管パイプによる資材置き場の完成
上の写真の通り、単管パイプに波板を取り付けて、資材を保管する為の棚が完成しました。
これで梯子や脚立なども雨ざらしにならず耐用年数も長持ちしますし、仮設電気に使用するポールなど保管スペースに困る物も立てかけられる設計にしました。
建設資材や家庭菜園などの資材置き場として、是非DIYしてみて下さいね。
ワンポイントアドバイス
単管パイプは外部において、フェンスや収納棚などかなりの汎用性を発揮するので、色々なアイディアで使ってみよう!
関連する記事はこちら。農業用水を自動的に確保するシステムの解説
生活のなかで何か必要性や不便さを感じたら、迷わずDIYしてみよう!
コメント