地元神奈川県は茅ヶ崎市内のお客様からのご依頼で、キッチンの棚下灯の交換工事を行いました。
今回は、その交換手順を解説していきますので、参考にしてみて下さい。
お客様曰く、新築時から棚下灯の調子が悪く、スイッチを入れても点灯せず極稀なタイミングで点いている事があるとの事でした…新築時からと聞くと、物凄く忍耐強い方なのかな、と内心思いました。
既存照明の撤去
早速、上の写真の様に既存の照明を取り外し、電線だけの状態にして交換作業を行います。
棚下灯の交換に際して最も注意すべき事は、電線に常に100ボルトが印加されている事が多い、と言う事です。
通常の照明ですと、その多くはスイッチにより電圧のON/OFFがなされていると思いますが、棚下灯の7~8割は壁のスイッチを介さずに100ボルトが直に印加されている印象です。
その理由としては、棚下灯の多くがひもスイッチを引っ張ってON/OFFする物が多い為だと思われます。
本体及びLEDユニットの取り付け
本体を取り付け、光源であるLEDユニットを接続し、仕上げにカバーを取り付けすれば棚下灯の取り付けの完成です。
ここ十数年でLED化が進んで久しい昨今、棚下灯もLED内蔵の照明が当たり前になりました。
台所の明かりは重要
LED棚下灯の、取り付け作業完了です。
棚下灯のほとんどが、キッチンの吊戸棚に設置されていると思います。
そして、それはイコール包丁などの刃物を扱い、その時の手元の暗さが怪我の危険性を高めると思いますので、棚下灯が点かなくなったら早目の交換を依頼しましょう。
お客様は新築時から十数年余り、キッチンの手元が暗い状況だったので、凄く喜んで頂けたのがこちらも嬉しかったです。
ワンポイントアドバイス
20ワット蛍光管タイプの棚下灯で、蛍光管及びグロー(点灯管)を交換しても点かない時は、器具自体が小さくても安定器の寿命なので、LEDバイパス工事か照明交換しましょう。
電気工事に関連する記事はこちら。足元灯の電気工事
新築時の不具合なら、まずは施工した建築会社か不動産屋に連絡しましょう。
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