今回は知り合いのサッシ屋さんが、ご自宅の玄関ドアを交換されたと言う事で、それに伴う電気工事について書いていきます。
陽の目を見なかった建材
上の写真に写っているドアが、今回交換した物になります。
一般住宅の玄関ドアとしては、なかなか重厚な雰囲気を醸し出している気がしますが、ある現場で設計変更がありお蔵入りしてしまったドアを、せっかくだから自宅に取り付けたとの事でした。
既存照明器具の取り付け位置…
サッシ屋さん曰く、既存照明の取り外し~玄関ドアの取り付けまではやっておくので、そこから先のタイミングで来てください、との事でした。
そして、言われた通りそのタイミングで現場に足を運んだところ、上の写真の様に明らかに照明器具の取り付け位置と玄関ドアが干渉する形となっていました…。
とりあえず、何か工夫して取り付ける方法を考えました。
雰囲気の合ったブラケットライト
上の写真の物が今回取り付ける照明器具で、玄関ドアと雰囲気の合ったエクステリア用のブラケットライトを選定致しました。
照明器具の取り付け
上の2枚の写真は、とりあえずブラケットライトの取り付け金具を壁に付けてみて、玄関ドアとの干渉具合がどの程度か見ているところです。
現状、そのままブラケットライトを取り付けようとしても、玄関ドアにあたり取り付けられない状況です。
上の写真では、ちょっとした工夫をして取り付け金具の位置をズラし、ブラケットライトを取り付けられる様にしました。
そのちょっとした工夫とは、壁面を電線の幅の分だけ削り、壁面と取り付け金具との間に電線の通り道を作ると言う事です。
また取り付け金具が移動した事により短くなった電線は、適当な長さに延長しました。
残ったビス穴の補修
取り付け金具がズレた事により、既存のビス穴がブラケットライトでカバーできない為、壁面と同系色のジョイントコークと言う材料で壁を補修しました。
ブラケットライトの取り付けが完了しましたので、LEDの電球を取り付けます。
照明器具の取り付け完了
電線の出し位置がきわどいところもありましたが、無事にブラケットライトの取り付けが完了しました。
玄関ドアとセットで見てみると、なかなかイイ雰囲気の玄関になった様に感じます。
やはり、誰しも家に入る時はまず玄関からだと思うので、玄関周りをオシャレにする事は大切だと感じた工事でした。
また玄関に限らずリビングやダイニング、トイレなど、家中の照明器具をオシャレな物に取り替えたい場合は、是非お気軽にお問い合わせください。
ワンポイントアドバイス
玄関ドアの周りは明るく、清潔に保つようにしましょう。
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