今回は、地元である神奈川県鎌倉市腰越の、町内の小さな祭事での電気工事について書いていきます。
同じ様に、町内のお祭りやイベントなどで電気工事が必要な方々にとって、何らかのお役に立てれば幸いです。
少年時代の遊び場
町内にある、ごく普通の小さな神社ですが、子供の頃は放課後にかなりの人数が集まって遊んだ記憶がありますね。
その様な場所で電気工事をする事になり、少し感慨深いものがあります。
提灯吊り
ここでのメインの作業は、上の写真の様に1スパン(約10m)のポールとポールの間に提灯をセッティングすると言うものです。
仮設用スズラン灯
まず提灯用のケーブルを伸ばし、提灯とLED電球を配して1ヶ所ずつ提灯をセットしていきます。
また、最近では上の写真の様に提灯用の仮設ケーブル等も販売されている為、この様な作業も大幅に時間短縮が出来る様になりました。
ご覧の様に、ケーブルの繋ぎ目の防水処理もバッチリですね。
上の写真は、今まさに提灯をセッティングしようとしているところです。
1つ1つの提灯は軽いのですが、提灯を10セット付けたケーブルにもなりますと、それなりの重量となってきます……これが作業しながら写真を撮れる限界でした。
提灯のセッティング、完成です。
ただの1スパンですが、この提灯の有無でお祭り感は全然違うものになります。
スズラン灯 応用編
上の写真は、スズラン灯の応用編ですね。
年に数回、自宅の車庫スペースを利用してBBQをやるのですが、BBQも中盤を過ぎた頃には、子供達は飽きて家の中に入ってしまう事があります。
そして夕方薄暗くなってきた頃からが、大人のBBQタイムへとシフトしていくので、その様な時の明かり取りにかなり役立っております。
仮設照明の設置
あとは、盆踊りの会場を照らす仮設照明の設置です。
提灯はお祭りの雰囲気を演出し、こちらは盆踊りをする際のメインの明かり取りとなります。
古き良き昭和の名残り
場所を移し、お祭りの入口の提灯にケーブルを配線すれば全体の工事が完了です。
上の写真で後ろの方に見える電車は、江ノ電(江ノ島電鉄)ですね。
改めて見ると、電車と住宅がかなり近い距離で運行しているところなどに、まだまだ昭和の風情が残っている様な気がします。
毎年、このお盆時期のお祭りの仕事を行うと、個人的に夏の終りを感じる。
そして夏の終りとか、祭りは終わったなどと聞くと、何処か切なく哀愁が漂ってきそうなものだが、考えてみれば日本全国の津々浦々で毎月、毎週のように何処かではお祭りが開催されている。
来月には隣町の大きなお祭りがあるし、その次はハロウィン、雛祭りや春にはパン祭りだってある。
それに、お祭りなど楽しい事にこそある程度のインターバルが必要なのかも知れないよね。
待ち遠しいからこそワクワク感が生まれるし、日々頑張れるのかも知れない。
そんな人々が心待ちにするイベントに、自分が仕事で携われている現実を改めて感じる事が出来ました。
ワンポイントアドバイス
町内会や自治会の催しで「ココに提灯が欲しいんだけどな。」と言う時は、お気軽にお問い合わせください。
電気工事に関する記事はこちらです。お盆の神社での提灯吊りと電気工事
早く屋台で、何か買いたいなぁ。
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