住宅での防犯カメラの取り付け方法を解説

施工現場紹介

 今回は、日頃お世話になっている建築士の方が自宅兼事務所を新築されたので、防犯カメラの設置工事を行ないました。

 同じ様に、防犯カメラの設置をお考えの方々や、防犯用のセンサーライトなどの設置を検討している方々にとって、何らかのお役に立てれば幸いです。

電気工事のご依頼は有井電気まで

 

 

建築士が建てた家

 やはり建築士の先生が設計された家と言う事で、一見して普通ではない外観となっていますね。

 写真では外構工事がまだ完成していない様ですが、全て仕上がったら更に人目を惹く様な気はしますよね。

 

 

設置場所の状況

 上の写真は設置予定場所のものですが、建物のかなり低い位置にあえて設置して欲しいと依頼されました。

 通常ですと、防犯カメラ等の防犯機器は、人の手の届かない上の方に設置されている事が多いと思われますが、そこは1級建築士の鋭いセンスによるものなのかも知れません。

 そして、その理由を聞いたところ、

常日頃から、あえて目に付く所にカメラがあると分かっていれば、犯罪抑止効果は通常の数倍に跳ね上がる

との事でした。

 流石の説得力があったのと、低い取り付け位置の方が施工自体は容易になるので好都合でもありました。

 

 

使用部材

 今回使用する部材の数々で、電源ケーブルやコンセント、そしてそのコンセントを収めるボックスですね。

 防犯カメラは、ネットで購入した物をお客様に支給して頂きました。

 

 

防水仕様の多目的な箱

 2つ上の写真に写る部材は、電気工事において多目的に使用出来るウォルボックスと呼ばれる樹脂製のボックスなのですが、今回は中にコンセントを設置して防犯カメラの電源供給用に使用します。

 そして、このウォルボックスを使用する最大の理由を上の写真が表しています。

 防犯カメラを始めとした通信機器の類の電源アダプタと言うのは、ご覧の通りケーブルの細さに対してコンセント部分が意外と大きくなってしまうので、上の写真の様にすればケーブルをフタで挟む事なく電源供給が出来ると言う訳です。

 

 

電源の取り出し

 そして、肝心要の電源は近くの防水コンセントから取り出します。

 

 

モダンで洗練された感覚

 更に、ここでも建築士ならではのアイディアを提案されました。

 写真の様に、電線をサイディング(外壁の材料の名称)の下の隙間を利用し、配線して欲しいとの事でした。

 確かに、せっかくの新築の建物の外壁には出来る限り穴を開けたくない、と言う拘りは理解出来ますし、施工も容易な点が素晴らしい発想だと感じました。

 

 

実際に設置してみて

 …やはり写真で見ると、なかなか低い位置に設置されているのが分かりますね。

 しかし、いざ設置してみたところ、意外と違和感を感じる事は無く、むしろ防犯カメラの存在感があっていい、と思える程でした。

 そして、防犯カメラを設置し電源を繋げば、あとはスマホ等の端末にアプリケーションをダウンロードし設定する事で、ご自宅や事務所等にも簡単に防犯カメラを設置する事が出来ます。

 今回の防犯カメラはネット通販で購入されたそうですが、最近の防犯カメラは価格の割にどれも性能が良くなってきているな、と感心してしまった今日この頃でした。

 

ワンポイントアドバイス

 防犯カメラの設置場所を目立たないところにするか目に付くところにするかは、お好みでサクッと決定しましょう。

 

電気工事に関連する記事はこちら。防犯カメラ・照明を設置する際のポイント解説

 

電気工事のご依頼は有井電気まで

 

 

 

 

 私も自宅に防犯カメラを設置しようかな、と思う今日この頃です。 

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