今回は、鉄骨階段に外部照明を取り付けた模様を書いていきたいと思います。
なので、鉄骨階段に限らず夕方以降、階段の上り下りをする際に足元が暗く、困っていると言う方々は、是非参考にしてみて下さい。
とある保育園にて
今回の現場は、神奈川県の茅ヶ崎市内にある、保育園の鉄骨階段でした。
電源の配線
まずは、電源の取出し位置の選定です。
ちょっと見づらいですが、上の写真の中央に電線を通す穴を開けました。
屋内の様子
今回は階段にLED照明を2灯設置と、使用する電気容量も軽微だったので、お客様に了承を得て場所が最も近いエアコンのコンセントから分岐致しました。
上の写真で、壁の奥から出ている電線が、先程開けた穴を通ってきている訳ですね。
鉄骨階段に配線する為の材料
今回は上の写真の材料を使い、鉄骨階段に電線を配線していきました。
以下に、その使用方法を解説していきます。
上の写真の様に材料自体を鉄骨部分にはめ込み、なおかつ電線も挟み込んで支持出来る仕組みとなっています。(写真だと鉄骨の下側に電線を挟み込みます)
上の写真は、実際に配線した様子です。
ご覧の通り鉄骨に配線を行うにあたり、比較的労力をかけず、そして配線の外観もスッキリと見せる事が可能です。
通常ですと、鉄骨階段など鉄製の構造には、ビスや釘などが固定し辛く比較的に時間がかかる事が多いんですよね。
階段の斜めになっている部分にも、上の写真の様に配線する事が出来ます。
照明器具の取り付け
照明器具を取り付ける際、台座となる部材だけは鉄骨部分に鉄用のキリで穴を開け、ビスにて取り付けましたが、それでも選んだ材料のお蔭で時間のかかる作業が4ヶ所だけで済みました。
暗くなると自動で点灯
上の写真は、夕刻になり2灯とも点灯した時の様子です。
そして、今回取り付けた照明には明暗センサーと言う機能が備わっているので、周囲が暗くなると自動で点灯してくれます。
以前は暗い中を手摺りに捕まりながら上り下りしていたらしいので、これで転倒する危険性は大幅に減らせたと思います。
ワンポイントアドバイス
木材やコンクリート、鉄骨など、ほとんどの場所に電気工事は行えますので、照明やコンセントの増設は最寄りの電気工事店に相談する様にしましょう。
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転ばぬ先の杖ならぬ、転ばぬ先の照明と言う事で!
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